エアコンの専用回路増設
「エアコンをつけるとすぐブレーカーが落ちてしまう…」
とご依頼頂きました。
キッチンについているエアコンです(他社様施工)
エアコン専用の回路ではなく、既存のコンセントを使っているため、落ちやすいようです。
分電盤のところで調べてみると、炊飯器や電子レンジなどと同じ回路のようです。
あまり頻繁に落ちるようなので、エアコンもあまり使わなくなってしまったようです…
今回、分電盤からブレーカーで分岐させてエアコン専用のコンセントを作ることになりました。
配線を壁の中に隠す隠蔽配線にしたいところですが、点検穴などなく天井裏に入れません><
お客様了承のうえで、露出配線で施工します。
コンセントを作るキッチンは、分電盤のある脱衣所の壁をはさんで隣です。
まずは分電盤に20Aのブレーカーを取り付けます。
ここの右端の空いているところに増設します。
次に、分電盤のある脱衣所のほうから穴を開けます。
壁厚が思ったよりあるので時間がかかりました><とてもしっかりした作りです。
穴を開けたら通線。脱衣所側です。
まずワイヤーを先に通し、それにFケーブルを結んで引っ張ります。
キッチン側にケーブルが出たところでコンセントを作成します。
作ったところで反対からケーブルを引っ張り固定。
再び脱衣所側、ケーブルをモールで覆い隠します。今回は桟に合わせて茶色を選択。
分電盤までもっていきます。
ケーブル、モールが終わったらブレーカー側で結線。
最後に分電盤に間違えないように回路名を書いて完成!
エアコンをコンセントにつないで運転テストします。
年数が経過しているエアコンなので少し風が弱いですが、正常に運転しました。
これで今年の夏は快適に過ごせることでしょう^^
当店にご依頼頂き誠にありがとうございました!