エアコン室外機より異音。分解してみると…

「エアコンの室外機から、ガタガタ音がする」と、お電話いただきました。

当店で7年ほど前にご購入いただいたエアコンです。

お掃除ロボット機能のついた最初のほうのモデルで、室外機はなかなか大型です。

まず、「室外機からの異音」というと、がたつきや水平がうまく取れていない、屋根置きの場合は金具との接触など、外部からの影響で音が鳴る場合と、

内部のファンやモーターなどからくる異音、と二種類に判別できます。

前者なら「ガタガタ」、後者なら「キュルキュル」といったところでしょうか。(もっと違った音が鳴る場合もあります)

さて、訪問してまず動かす前に設置場所の確認をしました。

地面置き、コンクリートブロックの上に置いてありましたが、がたつき、水平もオッケー。

外見は普通でした。「こりゃーモーターやファンの音が出てるのかな?」と思い、運転させてみました。

最初はゆっくりファンが回り始めます…すると

「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!ガガガガガガガ!!」

振動音、モーター音なんてものではなく、

工事現場やダンプが隣を通り過ぎるような音とともにエアコン室外機が揺れています…

あまり長い時間動かしているとまずそうなので、すぐに止めました。

その間、室外機を抑えてみたり、どこかにがたつきがあるのかと調べましたがやはり問題なし。

お客様に聞いたところ、夏場は問題なく動いていて、暖房を今年初めてつけたらこうなった、とのことでした。

どうもファンのあたりが振動の発生源になっているとみえたので、分解してみることにしました。

上部の蓋を開けたところで、違和感。

ファンに何か黒いものがべっとりくっついています…

触ってみると、土?泥?のカタマリのようでしたので、まずはこれを取ってみることに。

前面のグリルも開けてファンを露出させ、取ろうとしますが…がっちりくっついていて取れません><

ファンの中心部、少し凹凸になっているところに隙間を埋めるようにくっついています…

仕方がないので、ノミ+ハンマーでファンを傷つけない程度に少しずつ削ってみました。

おっ、カタマリがごろっと取れた!と思って見てみると…

黄色い幼虫のようなもの。中は空洞。ドロっとした液体…。

一瞬背筋がヒヤっとしました…虫はそこまで苦手ではないのですが。

どうやら何らかの虫の巣のようでした。

これがこぶしより少し小さいぐらいの大きさで二つ。

全部削り取って綺麗に清掃し、運転したところ振動は収まりました!よかった~

この泥?のカタマリがファンにべったりくっつていたせいで、内部でバランスを崩したり別の部品と接触したりしていたのでしょう…

お客様にお見せしたところ、「これは蜂ではないか」とのこと。

お店に戻ったあとネットで調べると確かに似ていました…エアコンを稼働しない3か月ほどの間に巣を作ったのでしょうか?

外の振動が収まったので、室内のほうもチェック&お掃除をして、完了となりました!

帰り際に。お勧めの「軽ーい掃除機」MC-JP500GS がどのようなものか聞かれたので、実機をお見せしたところ、ご注文をいただきました^^

ただ、ピンク色は入荷が遅れているので、もう少々お待ちください><

当店にご依頼まことにありがとうございました!

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