家じゅうのコンセント交換 総点検 です
こちらはGWの鯉のぼりの合間を縫って行った作業です。
はじめはご来店されてのご相談でした。
「コンセントに、緑色の液体がついて、使えなくなっているので見てほしい」とのこと。
緑色の液体…おそらく、「緑青(ろくしょう)」でしょう。
「緑青」とは、銅の酸化などにより発生する錆です。これ自体に毒性や危険性はないとのことですが、そもそもこれが発生することに問題があります。
とくに発生がよく見られるのは、築40年以上の古い住宅のコンセントやスイッチです。
緑青の発生の大きな原因の一つは「水分」。
緑青は錆ですが、水分が混ざって液体となり、コンセントの表面まで染み出してしまうことが多いですね。
こちらのお客様、当店のエリアより少し遠方にお住まいとのことでしたが、よくよくお話を聞いてみると、
現場はお客様が今お住まいの所ではなく、ご実家とのこと。
そして、お客様のお母様(故人)は、当店の古いお客様でした><もう何年もお伺いしていませんが…
ご実家には普段お住まいではなく、畑などの管理のために、週に一度ほど行くようです。
電気製品はあまり使わないとのことですが、冷蔵庫は野菜などを入れるのにお使いになっているようで、そこのコンセントに緑青が発生しているようです。
ご来店いただいた日には、対応できなかったので後日日程を合わせ、お客様がご実家に行かれるタイミングでご訪問しました。
まずは現場を見させていただきました。
下側に100Vがきていませんね。上には来ているので配線には問題なさそうです。
(ちなみに冷蔵庫は当店お買い上げの20年モノでした)
また、点検しているとこんな箇所も。
緑青がべっとりですね…
点検しているうちに、「あそこも怪しい、ここも怪しい」と、結局家じゅうのコンセントを点検しました。
緑青が出ているのは一か所だけでしたが、全部古く、危険なものもあったのでよく使うところを中心に交換することになりました。
全部で8か所のコンセント交換です。すべて露出コンセントでした。
形が違うのは、その場所その場所によって施工がしやすかったり使い勝手が良いものを選んでいます(安全優先)。
緑青がべっとりの結線部もやり直し。
どこからか水分が侵入しているので、防水テープをまいて、ジョイントボックスに納めました。
古いコンセントたちです。
ゆるかったり、がたついていたり、欠けていたりと劣化がみられたので交換して正解ですね!
「危ないところ、全部見てもらえてよかった~」と感謝のお言葉をいただきました!
これからも、末永くよろしくお願いします♪
当店にご依頼まことにありがとうございました!
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