照明器具の交換 キモは「引掛けシーリング」 です
お客様直接ご来店されての、ご依頼でした。
「台所の照明、蛍光灯が4本入ってるんだけど、そのうち二本が点かない」とのことでした。
蛍光灯の交換で済むか、実物見て判断しようかと考えたところ、
「古いからLEDのに替えちゃってよ」とありがたいお言葉をいただきました^^
20Wの直管蛍光灯が4本入っている器具ですと、8畳用~10畳用あたりが適当だと思われるのでご提案したところ、
「明るいのにしてください」ということで10畳用の器具を採用しました。
当店に常に在庫があるのは8畳用器具ですので、一日入荷を待っていただき、設置となりました。
こちらの器具を外します。
天井からの配線を露出させて…
引掛けシーリングを取り付けます。
この引掛けシーリングの取付ですが、一見簡単そうに見えてもやはりきちんと資格を持った工事店に依頼するのがベストです。
最近はホームセンターにもこれら引掛けシーリングは売っていますので、DIYで施工することはできます。
でもきちんとした知識をって施工しないと、やはり危険です。
先日のことですが、初めてご来店されたお客様から、
「自分でホームセンターで買ってきて取り付けたんだけど、照明がつかないしスイッチを入れるたびにブレーカーが落ちてしまう…」
とご相談いただきました。
完全にショートしている回路の出来上がりです。はっきり言って非常に危険です。
ご訪問して確認させていただきましたが、部品の選定、線の繋げ方、天井への固定の仕方…
すべて間違いでした。
特に「線のつなぎ方」。お客様は「ホームセンターの人にもつなげ方を聞いたんだけどなあ…」とのことでしたが、
はっきりいってホームセンターの店員さん全員が正しい知識を持っているとはとても思えません。
現にお客様がホームセンターの人に聞いた、という接続の仕方はまるっきり間違っていました…
そもそも部品自体適していないものですからね。
お客様のお宅によって、場合によっては部屋によって、さらには照明器具によって、そこにあった部品というものがあります。
それを判断するのは、やはり正しい知識が必要なのです。
そして、「天井にしっかり固定すること」これも大事です。
最近の照明器具は軽量化していることもあって、ほぼこの引掛けシーリングだけで照明の重さを支えています。
下地も入っていない、ぷかぷかの天井に固定して、重さを支えることができるでしょうか?
1年に何件かあります、「天井からの照明器具の落下」。
SOSをいただいて見に行くと、たいてい下地にきちんと止められていません。
重い照明器具が頭上に落下した場合、最悪生命の危険もあります。
「線の接続」と、「正しい固定」が引掛けシーリング取付のキモです。
必ず、きちんと資格を持ったかたに頼みましょう。
さて、当店の設置はもちろん有資格者による安心安全の施工です。
パナソニック製 HH-LC669A です。
前の器具の跡が残っていますが、明かりをつければ全く気になりません。
「前よりも明るくなってよかった」とお喜びいただけました^^
当店にご依頼まことにありがとうございました!
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